リポジトリ構成の違い ~ SVN は 集中型 Git は 分散型 ~
SVN (Subversion) と Git はどちらもバージョン管理システムですが、 SVN は 集中型、Git は 分散型 となっていて リポジトリ1 の構成が異なります。
SVN (Subversion) | Git | |
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バージョン管理システムの種類 | 集中型 | 分散型 |
リポジトリ構成 | 中央リポジトリ のみ | リモートリポジトリ と ローカルリポジトリ |
特徴 | 全員が 1つのリポジトリ に接続して使う。 | 各自の PC に ローカルリポジトリ を持っていて、好きなタイミングで リモートリポジトリ と同期する。 |

操作方法 の違い ~ コミット の反映先が異なる SVN は 中央 Git は ローカル ~
SVN は コミット すると変更が 中央リポジトリ に直接反映されますが、Git の コミット は ローカルリポジトリ に反映されます。リモートリポジトリ に反映するには プッシュ 操作が必要になります。
操作内容 | SVN (Subversion) | Git |
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① 中央/リモートリポジトリ からファイルを取得する (初回のみ) | チェックアウト (checkout) | クローン (clone) |
② 自分の変更を 中央/リモートリポジトリ に反映する | コミット (commit) | コミット (commit) + プッシュ (push) |
③ 最新のファイル (他の人が加えた変更)を 中央/リモートリポジトリ から取得する | アップデート (update) | プル (pull) |


- リポジトリ とは ファイルとその変更履歴 を 管理する場所。 ↩︎
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